AI技術の向上により、iPhoneでも比較的簡単にグラビア画像を作れるようになりました。
しかし、下記のような悩みや要望を持つ方も散見されます。

自分で費用をかけずにAIのグラビア画像を作るのは難しい?

手軽にAIグラビア画像を作ってSNSへアップロードしていいね!をもらいたい

AIグラビア画像を作るときに法的リスクはある?
結論、iOS対応のAIグラビア生成アプリを用いれば、無料で簡単にAIグラビア画像の生成が可能です。
一方で、著作権や肖像権は侵害すると法的トラブルにつながるため、注意があります。
本記事ではiPhoneでAIグラビアを作るための方法や注意点、おすすめのアプリも紹介するので、参考にしてください。
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iPhoneでのAIグラビアの基本的な作り方5ステップ

iPhoneでAIグラビアを作る流れは下記のとおりです。
- 作成するAIグラビアのイメージを固める
- iOS対応のAIグラビア生成アプリをインストールする
- イメージ通りのグラビアを作るプロンプトを用意する
- 画像サイズ・商用利用の可否など詳細な設定を実施する
- プロンプトを実行する
イメージがあいまいだとプロンプトでの指示が定まらず、生成された画像もしっくりこないものとなります。
服装・ポーズ・背景など、具体的なイメージは事前に固めておきましょう。
また、画像サイズや商用利用の可否などの詳細設定も忘れてはいけません。
【画像付き】iPhoneでのAIグラビアの作り方(SeaArt版)

iPhoneのSeaArtでAIグラビアを作る流れは下記のとおりです。
- App StoreからSeaArt(アプリ版)をインストールする
- アプリを起動して「モデル」タブ内からイメージに合う画像を選択する
- 商業目的で利用可能なことを確認して「同じスタイルで作成」をタップする
- 画像生成の画面でプロンプトを入力する
- 画像サイズ・生成する枚数などを設定する
- 「創作」のボタンをタップする
SeaArtの具体的な使い方を解説します。
1.App StoreからSeaArt(アプリ版)をインストールする
まずは、App StoreからSeaArt(アプリ版)をインストールしましょう。

SeaArtはインストール後、一定のポイント分を無料で利用できます
2.アプリを起動して「モデル」タブ内からイメージに合う画像を選択する
アプリをインストールしたら、起動しモデルタブからイメージに合った画像を選択しましょう。

ポーズや表情だけでなく、背景も含めてイメージに合ったものを選択することで、より理想に近いグラビア画像を生成できます。
3.商業目的で利用可能なことを確認して「同じスタイルで作成」をタップする
モデルが商用目的で利用できることを確認し、「同じスタイルで作成」をタップします。

商用目的で利用できない場合、手順の2から、モデルを選び直しましょう。
4.画像生成の画面でプロンプトを入力する
「同じスタイルで作成」をタップすると、画像生成のためのプロンプトが表示されます。

プロンプトはカンマ区切りで、下記のように具体的な内容を記載しましょう。
- 長い髪
- 視線を向ける
- 赤面する
- 広角ショット
身体的な特徴だけでなく、表情やポーズなども入力することで、イメージを再現しやすくなります。
5.画像サイズ・生成する枚数などを設定する
プロンプトを入力したら、画像サイズ・生成枚数などを設定しましょう。

「品質」や「プロンプトマジック」で画質を向上させられます。
6.「創作」のボタンをタップする
「創作」ボタンをタップすることで、画像が生成されます。

生成後、「ダウンロード」をタップし、保存しましょう。
【画像付き】iPhoneでのAIグラビアの作り方(TensorArt版)

TensorArtを用いたAIグラビアの作り方も確認しておきましょう。
- App StoreからTensorArt(アプリ版)をインストールする
- アプリを起動して「Models」タブ内からイメージに合う画像を選択する
- 「Commercial use」から商業目的で利用できるか確認して「Run」をタップする
- 「Prompt」欄にプロンプトを入力する
- 「Setting」で画像サイズなどを設定して「Generate」をタップする
TensorArtの具体的な使い方は下記で解説します。
1.App StoreからTensorArt(アプリ版)をインストールする
まずはApp Storeから、TensorArt(アプリ版)をインストールしましょう。

TensorArtも開始時にポイントが付与され、その範囲内であれば無料で利用できます。
2.アプリを起動して「Models」タブ内からイメージに合う画像を選択する
TensorArtをインストール後、起動して「Models」のタブ内からイメージに合った画像を選択します。

検索窓からポーズや表情を指定しての絞り込みも可能です。
ある程度イメージが固まっているなら、検索窓を積極的に活用しましょう。
3.「Commercial use」から商業目的で利用できるか確認して「Run」をタップする
「Commercial use」欄を確認し、チェックマークがついていれば商業目的での利用が可能です。

「Run」をタップし、生成に移りましょう。
チェックマークがついていないものは商用利用できません。AIグラビアの商用利用を考えているなら、選び直しが必要です。
4.「Prompt」欄にプロンプトを入力する
「Prompt」欄に、生成したいAIグラビア画像の特徴を入力しましょう。

画面はすべて英語ですが、日本語での入力でも問題ありません。
5.「Setting」で画像サイズなどを設定して「Generate」をタップする
「Setting」で画像サイズを設定し、「Generate」をタップして画像を生成しましょう。

画像生成後は、下記のステップでダウンロードできます。
- 画像が生成される
- 画像をタップしチェックマークをつける
- 「download」をタップし保存する

うまく使い分けて自分好みのAIグラビアを作ってみてください。
iPhoneでAIグラビアを作るのにおすすめの無料スマホアプリ3選

iPhoneでAIグラビアを作れるアプリは下記のとおりです。
名称 | 総合評価 | 無料版の生成回数 | 簡単さ/操作性 | 機能/特徴 |
---|---|---|---|---|
SeaArt | ★★★★★ | 150スタミナ/日 ※月に約4,500枚の画像(512×512)を作成可能。 | ◎ | ・プロンプト作成機能でAI初心者でも簡単に生成可能 ・Stable Diffusion系のAIモデルが使用可能 ・無料でも十分に生成可能 |
TensorArt | ★★★★☆ | 50クレジット/日 ※0.8クレジット/回の場合、62回分。 | 〇 | ・Stable Diffusion系のAIモデルが使用可能 ・クレジットの追加購入も可能 |
Canva | ★★★☆☆ | 機能により異なる Dream Lab:月20回 DALL-E:計6回 Imagen:月6回 | 〇 | ・画像編集や加工も可能 ・AIグラビアのクオリティはほかのツールより低め |
SeaArtはプロンプトの使い方がわからないAI初心者でも、サポート機能によって簡単に生成できます。
また、無料でも月に4,500枚作成できて動画作成も可能です。
TensorArtやCanvaも無料で数十枚作れるためさまざまなアプリを試し、使いやすいアプリを選びましょう。
iPhoneでAIグラビアを作る際にクオリティを高める方法

iPhoneでAIグラビアを作る場合、下記の方法でクオリティを高められます。
- 作成したい画風のAI画像生成が得意なアプリを選ぶ
- 生成するAIグラビアのポーズ・表情・服装などを的確に表すプロンプトを用いる
- アプリの機能の範囲内で生成パラメータを最適化する
- iPhone標準アプリ・スマホ用画像編集ツールを使って仕上げを行う
慣れるまでは難しいですが、クオリティを上げるためにも積極的に取り入れてみましょう。
作成したい画風のAI画像生成が得意なアプリを選ぶ
作成したい画風が決まっているのであれば、その画風を得意とするAI画像生成アプリを選びましょう。
具体的なAI画像生成アプリと、それぞれが得意とする画風は下記のとおりです。
名称 | 得意な画風 |
---|---|
SeaArt | ・リアル風 ・アニメ風 など |
TensorArt | ・リアル風 ・ペン線 など |
Canva | ・ペイント風 ・絵画風 など |
YouCam Perfect | ・水彩画風 ・油絵風 ・アニメ風 など |
GoArt | ・スケッチ風 ・油絵風 ・水彩画風 など |
同じリアル風・アニメ風などでも、生成アプリによって雰囲気が異なります。
それぞれのアプリを試してイメージに合ったものを選ぶことが大切です。
生成するAIグラビアのポーズ・表情・服装などを的確に表すプロンプトを用いる
AIグラビアのクオリティを上げるなら、プロンプトにポーズ・表情・服装などを的確に表す内容を盛り込む必要があります。
具体的なポーズ・表情・服装とプロンプトの一例は下記のとおりです。
ポーズ
プロンプト | 日本語 |
---|---|
standing pose | 立ち姿 |
back view | 後ろ姿 |
turn around | 振り向く |
arched back | 背中をそらす |
leaning forward | 前傾姿勢 |
sitting | 座っている |
reclining | 寄りかかる |
crossed arms | 腕組み |
spreading both arms | 両腕を広げる |
表情
プロンプト | 日本語 |
---|---|
smile | 笑顔 |
crying | 泣いている |
expressionless | 無表情 |
serious face | 真剣 |
sleepy | 眠そうな |
服装
プロンプト | 日本語 |
---|---|
t-shirt | Tシャツ |
dress | ワンピース |
camisole | キャミソール |
tank top | タンクトップ |
nightdress | ナイトドレス |
上記はあくまで一例です。他のポーズや表情を出力させたいのであれば、英訳して入力してみましょう。
また、複数のプロンプトを入力する場合、優先度をつけるためのコツは下記のとおりです。
- 優先度の高いプロンプトを先に入力する
- 強調したい単語には括弧をつける
- 反映させたくない内容はネガティブプロンプトに入力する
特にネガティブプロンプトは入れたくない内容を排除できるので、積極的に活用すべきです。
アプリの機能の範囲内で生成パラメータを最適化する
生成AIのクオリティを上げるためには、下記の項目を最適化しましょう。
項目 | 概要と設定内容 |
---|---|
解像度 | 画像や映像における縦横のピクセル数。多いほど質が上がるものの、容量が大きくなる。 |
アスペクト比 | 画像の縦横比。HDは1280×720、4Kは4096×2160。 |
サンプリングステップ数 | AIが絵を描く際の「筆の運び回数」。サンプリングステップ数が多いほど質が上がるものの、生成時間も伸びる。 |
CFGスケール | 生成される画像が入力されたプロンプトや画像にどれだけ忠実に従うかを調整するパラメータ。高いほど忠実度が増す。 |
シード値 | 生成AIのランダム性を制御する鍵。固定することで、同じプロンプトに対して同じ画像が生成される。 |
解像度やサンプリングステップ数を大きくすればクオリティは上がりますが、容量が大きくなったり生成時間が伸びたりします。
スタミナやブーストなどの消費が増える可能性もあるので、クオリティと勘案して適切な値を設定すべきです。
iPhone標準アプリ・スマホ用画像編集ツールを使って仕上げを行う
画像における下記の値は、既存のiPhone標準アプリや、画像編集ツールでも編集可能です。
- 明るさ
- コントラスト
- 再度
- シャープネス
また、上記アプリで肌の質感や目・髪のディテールも変えられます。
一度出力した画像を再生成すると時間がかかり、クレジットも消費します。
軽微な修正であれば標準アプリや画像編集ツールを使用しましょう。
iPhoneでAIグラビアを作る際に注意すべきこと

iPhoneでAIグラビアを作るなら、下記の4点には注意すべきです。
- アプリが問題なく動作できるiPhoneを使う
- 著作権・肖像権・パブリシティー権を侵害しない
- マネタイズ目的なら商用利用できるか確かめる
- 無料かつスマホ対応のアプリで生成する場合はクレジットに限度がある
それぞれについて、確認しましょう。
アプリが問題なく動作できるiPhoneを使う
アプリによって求められるCPUや容量は異なります。
古いiPhoneの場合、AIグラビアの生成アプリは動作しない場合があるので注意が必要です。
また、動作はするが時間を要したり、生成した画像を保存できなかったりする可能性も考えられます。
アプリに求められるスペック以上のiPhoneを用意し、問題なく動作する環境を整えましょう。
著作権・肖像権・パブリシティー権を侵害しない
AIグラビアを作るにあたって、著作権・肖像権・パブリシティー権を侵害しないよう注意しましょう。
該当する権利 | 内容 |
---|---|
著作権 | 著作物を作った人が持つ、その作品を自由に利用したり、利用を許可したりする権利 |
肖像権 | 自分の顔や姿態を勝手に撮影されたり、撮影した写真や映像を勝手に公表されたりしない権利 |
パブリシティー権 | 有名人や著名人の氏名・肖像・個性などによる顧客吸引力を排他的に利用する権利 |
これらを侵害すると、法的トラブルにつながる恐れもあります。
過去には芸能人が被害を受けて逮捕者が出た事例もあるので、注意が必要です。
マネタイズ目的なら商用利用できるか確かめる
生成された画像をそのまま販売したり、広告に用いて集客を考えたりする場合、商用利用ができるかの確認が必要です。
アプリによっては商用利用が禁じられている場合もあるので、事前に確認しましょう。
生成AIが問題なくても、題材によってはキャラクターを模して著作権を侵害する可能性があるので、あわせて注意が必要です。
無料かつスマホ対応のアプリで生成する場合はクレジットに限度がある
AIグラビアの生成アプリは無料でも利用できますが、制限があるため完全無料で何枚も作ることは困難です。
また、解像度やサンプリングステップ数を変更する場合も課金を求められるケースがあります。
スマホ対応のアプリの場合、PC版(ブラウザ版)に比べて機能が劣る場合もあります。
したがって、高クオリティのAIグラビアを多数作りたい場合、課金をしたりPC版のツールを用いたりすることも検討しましょう。
iPhone用アプリでも作り方をマスターすれば高精度なAIグラビアは作れる

iPhone用アプリを用いてプロンプトの入力や生成パラメータを最適化すれば、誰でも高精度なAIグラビアを生成できます。
著作権・肖像権などの権利や、商用利用の可否に細心の注意を払いながら、希望のAIグラビアを作りましょう。
自分の理想のグラビア画像を思い通りに作成できれば、新しい自己表現の手段につながります。

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