
ChatGPTはどのような文章でも要約できるの?

ChatGPTで要約するときの手順やコツが知りたい…
といった悩みを抱えていませんか。
ChatGPTはニュース記事・論文・議事録など、さまざまな種類の文章要約に対応しています。
YouTube動画や音声データも、少しの工夫で要約可能です。
この記事では、ChatGPTの要約機能の使い方を実例とともに解説します。
記事を読み終える頃には、ChatGPTを使った効率的な要約方法がわかり、副業の生産性を劇的にアップさせられるでしょう。

AI研究と実践を5年以上重ねてきたプロの視点から、具体的なプロンプト例も紹介します。

ChatGPTはさまざまな種類の文章の要約が可能
ChatGPTは多種多様な文章の要約に対応しています。具体的には下記の文章を要約できます。
- ニュース記事
- 論文・レポート
- 議事録・会議内容
- プレゼンテーション資料
- インタビュー記事
- レビュー・口コミ情報
ただし、ChatGPTが直接要約できるのは文字情報のみです。
YouTubeなどの動画や音声データは、いったん文字に起こしてから要約する必要があります。
また、英語をはじめとする外国語の文章も要約可能です。英文を日本語で要約させることも、その逆も問題なくできます。
要約の精度は文章の長さや複雑さによって変わりますが、基本的な情報をコンパクトにまとめる能力は非常に高いといえるでしょう。

次からは、実際の要約手順をくわしく見ていきます。
【実例つき】ChatGPTで文章を要約する手順
ChatGPTで文章を要約する方法は、元のコンテンツの形式によって異なります。今回は下記の4つのパターンを見ていきましょう。
- 文章を要約する基本手順
- YouTube動画を要約する方法
- 音声データを要約する方法
- PDFデータを要約する方法
文章を要約する基本手順
まずは、文章を要約する手順を解説します。
- 要約したい文章全文を準備する
- ChatGPTに文章を貼り付ける
- 「要約してください」と指示する
- 必要に応じて内容を調整する
試しに、当メディア「わどAIスクール」にある、下記の記事を要約してみましょう。
実際の要約は下記のとおりです。
【要約】*
1. ひろゆきメーカーとは
- ひろゆき(西村博之)さんの独特な声や話し方をAIが再現する音声生成ツール
- テキストを入力すると、自動でひろゆきさん風の音声に変換してくれる
2. 利用プランと料金
- ユーザー登録なし(無料)
– 140文字以内のテキストで音声動画を生成可能
– ダウンロードは不可
- Freeプラン(無料・要登録)
– 長文音声の生成やダウンロードが可能
– クレジット表記が必須、商用利用不可
- Standardプラン(月額3,300円)
– クレジット表記なしで商用利用が可能
– ひろゆきさん以外の声も含めて、1万以上の声を利用可能
- Plusプラン(月額55,000円)
– 最大10名で利用可、API連携や個別サポートも可能
– クレジット表記なしで商用利用可能
3. 基本的な使い方
- 登録なしで音声生成: 140文字以内ならサイト上でテキスト入力→「音声生成」で再生
- ユーザー登録して長文生成: GoogleやAppleなどのアカウント連携やメール登録後、好みの声を選んでテキスト入力
- 音声の調整とダウンロード: 音量やスピード、声の高さを調節し、ダウンロードが可能(要登録)
4. うまく使うコツ
- 文章を短く区切る、句読点・改行で調整
- 「なんだろう」「それってあなたの感想ですよね?」など、ひろゆきさんらしいフレーズを入れる
- マイナーな固有名詞はカタカナ表記にするなど工夫
5. 活用事例
- ONE PIECEのオープニングをひろゆきさん風に再現
- クレーム対応シーンをひろゆきさんが論破
- ダースベイダーをひろゆきさんが論破する動画
→ SNSで大きな反響や再生回数を獲得している
6. 商用利用と収益化
- 有料プラン(Standard以上)に加入すれば、作成した音声の商用利用が可能
- YouTubeやTikTokなどで収益化(広告収入・アフィリエイト)を狙える
7. よくあるトラブルと対処法
- 音声が生成できない: ネット環境やブラウザキャッシュの確認、テキスト内容(規約違反の可能性)をチェック
- ダウンロードできない: デバイスの空き容量・ブラウザの保存先設定を確認
8. まとめ
引用:ChatGPT
- ひろゆきメーカーは無料でも基本的に楽しめるが、商用利用は有料プランがおすすめ
- 大喜利的な動画や論破系コンテンツなど、SNSでバズる可能性あり
- 「わどAIスクール」のような学習サービスを活用すると、ビジネス活用のノウハウも習得可能
YouTube動画を要約する方法
ChatGPTの仕様上、YouTube動画のリンクをそのまま共有するだけでは、要約できません。
しかし、Chrome拡張機能である「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」を活用すれば、簡単に要約できます。手順は下記のとおりです。
- Chrome拡張機能「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」をインストールする
- 要約したいYouTube動画を開く
- 右側に表示される「Transcript & Summary」をクリック
- 表示された文字起こしをコピー
- ChatGPTに貼り付けて「要約して」と指示
図解にて、くわしく解説します。まずは、公式サイトより「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」をダウンロードしましょう。
サイトにアクセスしたら、右上の「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックすれば、下記の画面に変わります。
画面が変われば、すでに追加は完了済みです。右上のマークをクリックしましょう。
画面上に、追加している拡張機能が一覧で表示されます。
「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」の右側にある画鋲マークをクリックしておきましょう。これでブラウザがChromeであれば、いつでも呼び出せるようになります。
画鋲マークが青色になったら、完了です。
次に要約したいYouTube動画を開きます。わどAIスクールが運営するチャンネル「わどみちぽAIマンガスクール」の下記の動画を見てみます。
右上に「Transcript&Summary」が表示されているので、そちらをクリックします。
すぐ下に、AIが文字起こしした文章が出てきました。
右上にあるマークをクリックすれば、文字起こしした原文をそのままコピーできます。
あとは、コピーした原文をChatGPTに貼り付けて「要約してください」と指示すれば完了です。
音声データを要約する方法
音声ファイルの要約は、まず文字起こししてから要約するのが基本的な流れです。
文字起こしにはさまざまな方法がありますが、ここでは無料で利用できる「LINE WORKS AiNote」を使った手順を紹介します。
- 文字起こしツール「LINE WORKS AiNote」でアカウントを新規作成
- 音声データをアップロードして文字起こし
- 文字起こし結果をコピー
- ChatGPTに貼り付けて要約を指示
アカウント登録の方法は、公式サイトの下記の記事をご覧ください。
ここからは、アカウント作成後の文字起こし方法から解説していきます。まずは、ホーム画面にある「ノートを作成」をクリックしましょう。
次に、右下の「ファイルアップロード」を選択します。
パソコン内やドライブ上に保存している音声データをアップロードすれば、あとは自動で文字起こしが作成されます。
最後は、これまでと同様に、文字起こしした文章全文をコピーし、ChatGPTに貼り付けて「要約して」と指示すれば完了です。
PDFデータを要約する方法
最後に、PDFデータを要約する方法を紹介します。
PDFファイルの内容を要約する場合も、これまでと同じように、テキストを抽出してからChatGPTに渡す必要があります。
2025年3月時点では、PDFデータをChatGPTに直接添付して共有できません。
一方で、Web上に公開されているPDFのURLを共有すれば、要約は可能です。
試しに、文化庁の「A I と 著 作 権」のPDFのリンクを共有し、要約を依頼したときの回答は下記のようになりました。
なお、URLではなくPDFファイルであれば、データが保護されており、本文選択ができないケースがあります。
コピーできない場合は、下記の2つの方法を試してみましょう。いずれも著作者への連絡が必要です。
- パスワードを共有してもらい、保護を解除する
- 保護されていないPDFデータを共有してもらう
ChatGPTでうまく要約するプロンプトの例
要約のクオリティを上げるには、適切なプロンプトが必須です。効果的なプロンプトのコツを例とともに2つ紹介します。
- 数を指定する
- 具体的に指示する
ChatGPTで要約するときには、ぜひ活かしてみてください。
数を指定する
長さを具体的に指定することで、よりイメージに近い要約をしてくれるようになります。
具体的なプロンプトは下記を参考にしてみてください。
- 「この文章の要約を500文字以内でまとめてください」
- 「この文章を3行でまとめてください」
- 「5つの重要ポイントに要約してください」
- 「この内容を1分で読める量に要約してください」
用途に応じて使い分けてみましょう。
具体的に指示する
より詳細な条件を指定することで、目的に合った要約が可能になります。
- 「中学生でもわかるように要約してください」
- 「マーケティング担当者向けに、重要なデータに焦点を当てて要約してください」
- 「下記の論文を、専門知識のない人向けにわかりやすく要約してください」
さらに、ひとつだけでなく、複数の指示を同時にするのも効果的です。
プロンプトの例は下記のとおりです。
貼り付けた文章を、以下の条件に基づき要約してください
###条件
・初心者でもわかりやすい言葉を使う
・マーケティングの観点から重要な情報を優先する
・500文字以内にまとめる
###出力形式
・箇条書きで5つのポイント
・各ポイントに小見出しをつける
要約が上手くいかないと感じている場合は、ぜひ上記のプロンプトを試してみてください。

ChatGPTで要約するときの注意点
ChatGPTの要約機能は便利な一方で、利用時には気をつけるべきポイントが2つあります。
- 要約は完璧ではない
- 文章が長すぎると要約できない
リスクを避けるためにも、必ずチェックしておきましょう。
要約は完璧ではない
ChatGPTの要約は決して完璧ではありません。限界がある旨を理解しておく必要があります。
AIはインプットされた情報をもとに、内容を推測しているだけです。必ずしも正しく内容を把握できているわけではありません。
また、専門性の高い内容になると、専門用語や文脈によっては、誤った解釈をするケースもあります。
使用する場合は、ChatGPTの要約を叩き台として使い、そこから自分の知識や視点を加えて仕上げていくのがもっとも効果的でしょう。
文章が長すぎると要約できない
ChatGPTは文章が長すぎると要約できない欠点があります。AIの処理は文字数ではなく、トークン数による上限値が決まっているためです。
文字数上限については、下記を目安にしてみてください。
モデルの種類 | おおよその処理上限文字数 |
---|---|
GPT-3.5(無料版) | 約3,000〜4,000文字 |
GPT-4(有料版) | 約4万〜5万文字 |
論文のように、要約したい文章が長すぎる場合は、章ごとに分割して要約を依頼するのがおすすめです。
章ごとに要約したのち「これらの要約をさらにひとつにまとめて」と指示すれば、長い文章全体の要約が可能となります。
ChatGPTの要約についてよくある質問と回答
最後に、ChatGPTの要約機能について、よくある質問と回答をまとめました。
- QChatGPTは書籍も要約できる?
- A
一度にできる文字数の上限はあるものの、書籍自体の要約は可能です。
一般的に、書籍の文字数は8万〜12万文字であり、ChatGPTで一度に要約しようとすると、トークン数が足りず、要約できません。
また、Kindleをはじめとした電子書籍を要約する場合は、要約したい文章をスクリーンショットし、画像データを送信すれば要約してくれます。
- QChatGPTの要約は無料版と有料版で差はある?
- A
無料版と有料版では、要約機能自体に大きな差はありません。ただし、一度に処理できる文字数に違いがあります。
また、混雑時にも安定して利用できるのは、有料版ならではのメリットでしょう。
ChatGPTの無料版で要約してみよう
ChatGPTでは、論文をはじめとした文章に加え、文字起こしされたものさえあれば、YouTube動画や音声データも要約できます。
プロンプトを工夫することで、目的に合った要約が可能になり、作業時間の短縮にもつながるでしょう。
ただし、完璧な要約はできないため、内容が正しいかどうかは必ず自分の目で確かめるようにしましょう。
まずは、無料版で利用してみて、必要に応じて有料版へのアップグレードを検討してみてください。

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